Q&A(よくあるご質問)
よくご質問のある成型品と比較しながら回答します。
それぞれの一般的な特徴をふまえたうえで採用をご検討ください。
【切削加工品のメリット/成型加工品のデメリット】
1.金型の製作・管理が不要 / 金型代が別途必要、金型管理に関する取り決めが必要
2.最低1個から製造が可能 / 金型代を償却できる製造ロットが必要
3.短納期に対応しやすい / 大ロットを想定した工法のため切削加工と比べると小回りはききにくい
4.厳しい寸法精度を要求しやすい / 精度を要求できる優秀な業者を探す必要がある、または成型後に後加工が必要
5.形状の小変更や寸法の微調整がすぐにできる / 金型の修正に費用と時間がかかる場合が多い
6.設計が比較的容易 / 抜き勾配や成型時のヒケ・ゲートの位置などを考慮した設計をする必要がある
【成型加工品のメリット/切削加工品のデメリット】
1.加工時間が短い(大量生産が可能) / 一定時間での生産量には限界がある
2.材料ロスが少なく、製品1個あたりの単価が安い / 1点ずつ製品を削り出すため成型品に比べるとコストは割高である
3.さまざまな大きさやデザインに対応しやすい / 加工設備の能力によってある程度限定される
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